Weird World 3

倉阪鬼一郎の怪しい世界

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2005.01.30 Sunday

荒星や砂漠の神の目の中に

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    短篇と長篇Bの本篇とR長篇の後半をとりあえず起稿。
    アルトリコーダーが3級ですっかり停滞しているので一時間練習。唐突に響く「きよしこの夜」を耳にして近所の人はどう思ってるんでしょうか。伴奏CD付きのテキストで練習してみたのだが、譜面とCD(原曲)のキイがまったく合っていないではないか。これじゃカラオケで使えそうにないな。
    「私の百枚」はシベリウス管弦楽&小品集にかかる(まだ途中)。やはり人間じゃなくて仙人が作った音楽はいいですね。

    [本日の献立]
    [朝・昼]トースト二枚(はちみつマーガリン)+ブラックコーヒー
    [夜]ごはん二杯+海苔佃煮(ごはんですよ)、ピーマンとさつま揚げの炒め物、高野豆腐と椎茸とさつま揚げの煮物、韃靼そば茶
    さつま揚げは煮ても焼いてもうまいなり。

    [1/31付記]今夜の一枚はジョージ・セル指揮/クリーヴランド管弦楽団のシューマン交響曲全集(2枚組、SONY CLASSICAL)。このコンビはいまのところまったく外れがないですね。ことに4番は颯爽たる名演。ただ、この曲はザンデルリンクの引退コンサートの超名演があるからなあ。深夜は録画した加藤正夫名誉王座の追悼番組を観ながらしみじみと飲む。 -----

    21:45 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    2005.01.29 Saturday

    折り返し

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      R長篇の前半の第一稿ができる。前半だけで443枚、加筆分は233枚。やはり900枚コースか。長篇Aは刊行されたので、長篇B→長篇A、五月末締切の長篇D→長篇B、まだ起稿していない長篇E→長篇Dとします。ずっと前から亀のようなペースで書いている長篇Cは変わらず。
      昨日の補遺。<a href="http://www.studio-rose.com/diary.html">野間美由紀</a>さんの日記を読んで思わずのけぞる。あ、あれは小倉優子だったのか。「かわいい漫画家さんがいるなあ」と感心してたんですが。
      夜は確定申告の準備に着手。とりあえず収入表から。今年は「私の百枚」を作っているので飽きることはないですね。今日は軟弱にもショパン作品集を作成。さほど聴き比べてはいませんが、リパッティ→ポゴレリチ→ルイサダ→カツァリス→リパッティでわりといい感じになりました。

      [本日の献立]
      [朝・昼]トースト二枚(はちみつマーガリン)+ブラックコーヒー
      [夜]キャベツとピーマンとコーンと紅しょうがの大盛焼きそば
      キャベツがやっとなくなったので、夕食後はつまみとおかず兼用の煮物を大量に作って冷蔵庫に保存。内容は高野豆腐1パック(5個)、さつま揚げ1袋、初めて買った椎茸1袋。これで400円もしないんだから、コンビニの惣菜なんてもう馬鹿馬鹿しくて買えません。

      [1/30付記]今夜の一枚はテンシュテット指揮マーラー9&10番。うーん、ブルックナーは「私の百枚」に全部入れてるのにマーラーはやはり合わない。いくら長大でもブルックナーならOKだけど、マーラーはどうもイライラする。恐らく精神病質の「模様」が合わないのだろう。「人間がいすぎる(『精神性』とやらがありすぎる)」のも原因か(ベートーヴェンも同じ理由で苦手)。煮物はまずまずでしたが、砂糖が小さじ2弱足りなかったようだ。・・・むずかしいにゃ。 -----

      22:26 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      2005.01.28 Friday

      白泉社パーティ&誕生日

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        秘書猫をつれて東京ドームホテル、白泉社の新年懇親パーティに出席する。社員を除くと知り合いは五人だけ。福引も外れたし、早めに失礼して新宿へ回り、タワーレコードでCDをそれなりに買って帰宅。
        さて、今日は45歳の誕生日でした。うーん、四捨五入すると五十か。おかしいにゃ。まあ本体のミーコはまだ七つだからいいか。

        [本日の献立]
        [朝]ブラックコーヒーのみ
        [昼]キャベツと焼き豆腐の炒め物
        [夜]外食(パーティでほとんど食べなかったので帰宅後にカップ麺)
        ごま油と塩コショウ&かつおだし顆粒&味の素でさっぱりと炒めました。これは正解。

        <font color="ffd700">えっと、本体のミーコ姫です。ミーコもつれてってもらいました。でも、おともだちがほとんどいなかったので、会場にいた女の子とあそびました。きょうはふはつだったにゃ。</font>

        [1/29付記]敗者復活を目指した甘酢キャベツは見るからにまずそう、食べてみると心底まずかったので廃棄処分となりました。合掌。 -----

        22:27 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        2005.01.27 Thursday

        キャベツ一玉勝負

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          早朝に目が覚めたので仕事。締切を間違えてあきらめていた俳句同人誌から督促状が届いたのであわてて原稿を作って送付、あとはR長篇の前半の追いこみ。
          「私の百枚」はぺルトの作品集を作成。選集にしようかと思ったのだが、面倒なので目ぼしいCDを全部たたきこむ。「スンマ」と「フラトレス」がむやみにダブって入ってるんですが。モンポウの自作自演集も全部入れる。喫茶店のBGMにお困りの方はモンポウがいいと思います。流行るかどうかは責任持てませんけど。
          棋聖戦第2局は関西棋院の結城九段が雪辱。これで面白くなってきた。碁界の事情をご存知ない大多数の方に簡潔に説明しますと、関西棋院はずっと負け続けていた阪神みたいなものだと思ってください。

          [本日の献立]
          [朝]トースト一枚(はちみつマーガリン)+ブラックコーヒー
          [昼]キャベツの焼きそば
          [夜]ごはん二杯+海苔佃煮(ごはんですよ)、キャベツステーキ→キャベツの炒め物→甘酢キャベツ、キャベツのコンソメスープ
          大根、白菜に続く野菜を丸ごと買うぞシリーズはキャベツ。昼は外側の葉を用い、彩り良き焼きそばに。夜は四分の一玉×2をステーキにしてみる。バターでこんがり焼き、塩コショウをしてから赤ワインで蒸し焼きにする。換気扇を回していたのに、量が多すぎたのかここでガス感知器が反応。これが鳴ると警備会社の人が飛んでくるから、そのたびに平謝りしているのだ。結果は、出来上がりにレモンの絞り汁をかけてうまい・・・はずだったのだが、中まで火が通っておらず、赤ワインとレモンも合っていなかった。まずい。やむなく方向転換し、ごま油と中華だしで炒め物にしてみたが、妙な下味がついているものだから少しましになった程度である。そもそも量が多すぎる。捨てるのは忍びないのでピクレにたたきこみ、甘酢漬けにしてみる。これで駄目だったらあきらめます。 -----

          19:59 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          2005.01.27 Thursday

          読書メモ1/18〜1/26

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            【小説】桐野夏生「柔らかな頬(上下)」(文春文庫)、松浦寿輝「そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所」(新潮社)。
            「柔らかな頬」は寒色系のビターなエンターテインメント。内海という印象的なキャラの名前になぞらえて言うと、少女の失踪事件で作者は海に波紋を起こす。その波に漂う舟に乗る人々の表情が徐々に鮮明になり、最後は幽かな光が射して外海へと消えていく(それは死であったり別の町だったりするのだが)。特筆すべきは、その光にはミステリーのコードの残映も含まれていること。この「収束」には思わずうならされるものがありました。「そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所」はいかにも文芸誌発表という作品も散見され、従来の怪奇小説集を期待するとやや肩透かしかもしれませんが、随所で松浦節は健在。「河原枇杷男という妙に怖い俳人」というくだりで思わずのけぞったのは私だけ・・・かもしれない。
            【小説以外】吉本隆明「際限のない詩魂」(思潮社・詩の森文庫)、小泉武夫「不味い!」(新潮社)、大竹まこと「こんな料理で女もまいる」(角川書店)、竹村章子「手軽にたっぷり野菜料理」(ブティック社)、皆見昭訳「シルヴィア・プラス詩集」(鷹書房)、「少年A」の父母「『少年A』この子を生んで・・・」(文春文庫)、国松靖弘「そば通 江戸ソバリエが選ぶ旨い蕎麦88」(まどか出版)。
            今年は食い物関係のノンフィクションが増えそう。大竹まことの「いちご盛っただけ」というレシピは究極かもしれない。それなら私の「ちくわちぎっただけ」も料理だ。 -----

            14:28 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            2005.01.26 Wednesday

            フルネなき都響

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              サントリーホールへ行ったら大きな貼り紙が見えたので厭な予感がしたのだが、案の定、こう記されていた。
              <b>
              謹告
              本日出演を予定しておりました指揮者ジャン・フルネは、過労による高血圧のため、1月25日夕刻、医師より安静を要するとの診断を受け、出演が不可能となりました。(中略)
              今回、演奏機会の稀少なデュカス「交響曲」の練習を通して、当団がフルネ氏から受けとった音楽の真髄をそのままお伝えしたいという思いが止みがたく、本日の定期演奏会は、極めて異例なことではございますが、あえて代理の指揮者を立てず、下記の曲目を指揮者なしで演奏することといたしました。(後略)</b>

              92歳の老マエストロだから致し方なし。またショーソンを聴きたいのだが、奇跡の復活はあるのかしら。というわけで、マスネが一曲カットされたプログラムは次のとおり。
              モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番イ長調」伊藤恵(pf)
              デュカス「交響曲ハ長調」
              前半はあまり得手な曲ではないのであてにならない感想ですが、弦は相変わらず安定していました。ピアノは少し重かったかな。協奏曲はともかく、交響曲が指揮者なしで大丈夫かと案じられましたが、オケが手の内に入れているらしく、予想外によく鳴っていました。ことに第一楽章が良かった。ここの弦はほんとに安心して聴けますね。金管も今日は健闘していました。微妙なグラデーションが要求される第二楽章などは指揮者がいたほうがいいと思いましたが、入魂の演奏ではありました。またいずれ聴きたいです。ショーソンとデュカスなら一日でやってもらっても私はいっこうに構いませんので。

              [本日の献立]
              [昼]トースト二枚(はちみつマーガリン)+ブラックコーヒー
              [夜]キャベツのスパゲティ
              スパゲティの具は大量のキャベツ、味付けはウスターソースのみ。これでまずいはずがないでしょう。 -----

              22:39 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              2005.01.25 Tuesday

              地球儀の残骸ばかり冬ざるる

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                クラシックのCDベスト10などというアンケートが到来。こういう猫にカツブシのような依頼は珍しい。さっそく下書きを済ませる。
                「私の百枚」(正確には百プレイリスト)は「ハイフェッツ名演集」を作成。これだけで600MBを超えてしまった。やはり古今無双、ハイフェッツの前にも後にもハイフェッツなし。

                [本日の献立]
                [朝]トースト一枚(マーマレード)+ブラックコーヒー
                [昼]サラダスパゲティ
                [夜]ごはん二杯+海苔佃煮(ごはんですよ)、おでん鍋(キャベツ、うずら天、加賀揚げ、がんもどき)、ジャスミン茶(ペットボトル)、食後に韃靼そば茶
                ロールキャベツがあるのだからキャベツだけ入れて何の不都合があろうかと思い、油抜きをした練り物とともに投入、高野豆腐と同じ甘めのだしで煮込んでからしをつけて食べたらうまかったです。このところ妙に好調なり。 -----

                21:32 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                2005.01.24 Monday

                七日なれば儚きものとすれ違ふ

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                  俳句再開。
                  ほとんど眠れなかったのだが、朝から仕事。予想どおり根が続かず休養。
                  夕方からは三河島の歯医者。親知らずの二本隣りの歯の痛みは幸い消えました。今日は親知らずに最終的な薬を詰め、型を取るところまで。寝不足の歯医者はつらいものがありますね。このまま順調に進めば奥で物を十分に噛めるようになるのだが、何かどんでん返しがあるような気がしてならない(どこにも違和感がなくなるとかえって不安なのだ)。
                  「冥い天使のための音楽」はAmazon、セブンアンドワイ、bk1、ジュンク堂などのデータに入っているようです。よろしくお願いします。
                  「私の百枚」の単独プレイリストにジャクリーヌ・デュ・プレを追加。ドヴォルザークのチェロ協奏曲はBBCレジェンド盤を入れました。これは終了直後の聴衆の熱狂がうなずける名演です。
                  「活字倶楽部」05冬号が届きました。恒例の作家アンケートに回答しております。

                  [本日の献立]
                  [朝・昼]トースト二枚(はちみつ&バター)+ブラックコーヒー
                  [夜]コーンと紅しょうがの焼きそば
                  ウスターソースを高橋ソースに変えたら、うまい焼きそばになりました。調味料は高いものを買うのが鉄則の模様。

                  [1/25付記]仮眠後、つまみ用にサラダスパゲティを大量に作る。初めて鍋でゆで卵を作り、ぐちゃぐちゃに潰してコーン缶とともに投入、マヨネーズと塩コショウとウスターソースで味付け。 -----

                  19:53 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  2005.01.23 Sunday

                  金髪棋士登場

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                    寝過ごしたのでR長篇のみ。
                    「私の百枚」はホルショフスキー名演集を作り、ヴァイオリンに移る。残りが少ないから単独プレイリストはハイフェッツとチョン・キョンファとジネット・ヌヴーに絞り、あとは全部「ヴァイオリン名曲名演集」にたたきこむ予定(一人目はヨーゼフ・ハシッド)。
                    囲碁将棋番組のピックアップはもちろんNHK杯将棋トーナメントの羽生善治王位王座vs橋本崇載四段。今日の橋本四段は<a href="http://pureweb.jp/~sugiud/archives/001159.html">前回</a>と違って服装は意外に地味だった。ちなみに、対局態度は普通の将棋指し。あの扇子に下手な字で「根性」とか書いてあったら最高なのだが。内容は驚異的なクソ粘り(一昨年の鈴木八段戦に続いて駒柱ができそうになった)も羽生二冠には通用せず、実に悲惨な投了図でした。
                    大相撲初場所回顧。今場所の幕内下位には休場者が多く(春ノ山は残念だったが)、いわゆる緩い番付になりそう。石出の新入幕は幕下上位(琴冠佑はやはり負け越しだったか)で苦戦中の力士の励みになるでしょう(付記:星取表をよく見たらかなり微妙ですね)。

                    [本日の献立]
                    [朝・昼]トースト二枚(はちみつ&バター)+ブラックコーヒー
                    [夜]高菜玉子チャーハン、マカロニサラダ
                    やっとマカロニサラダを完食。つまみがなくなったので、性懲りもなく高野豆腐を作る。途中でふと思い立ち、多すぎただし汁で油抜きしてからさつま揚げも投入、とりあえず冷やしておく。今度は成功しているような気がするのだが。

                    [1/24付記]高野豆腐は初めて理想的な味になりました。さつま揚げと合わせたのも正解。よしよし。 -----

                    20:29 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    2005.01.23 Sunday

                    マカロニ地獄

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                      見本を撫でたり拾い読みしたりしていたので仕事は進まず。前にも書いたような気がしますが、「冥い天使のための音楽」でオリジナル著書が四十冊になりました。このまま年四冊のペースを維持できれば、ちょうど還暦で(と記してやや愕然)三桁に到達するので、まあそのあたりがぼんやりとした目標です。

                      [本日の献立]
                      [朝・昼]トースト一枚(マーマレード)+ブラックコーヒー
                      [夜]ごはん二杯+海苔佃煮(ごはんですよ)&福神漬、ピリ辛たたきキュウリ、マカロニサラダ大盛
                      酒のつまみにもしているのに、マカロニサラダはいまだ完食に至らず。明日のおかずもこれらしい。どうしてこんなにたくさん作ってしまったのかしら。

                      [1/23付記]見逃していた「新春お好み対局」を再放送で観る。面白かった将棋に引きかえ、囲碁はどうにもつまらなかった。「私の百枚」のプレイリストの残りはいよいよ10、増やすと永遠にイタチごっこになりそうなのである程度まとめるつもりなのだが悩みは尽きない -----

                      00:12 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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