Weird World 3

倉阪鬼一郎の怪しい世界

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2017.01.08 Sunday

第18回ハイテクハーフマラソンとデトロイト美術館展

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    東海道線の車中で長篇Aの第五章を起稿。
    9時前に会場に到着、黒猫に変身して荷物を預ける。上流側の第一ウェーブで10時にスタート。かなり前のほうに並べたから、スタートしてまもなくマイペースで走れるようになった。箱根駅伝を連日応援したこともあり、ふと思いついて監督車の古典的な掛け声「そーそーそーそー」「くいっくいっくいっくいっ」を頭の中で響かせながら走る。「くいっくいっくいっくいっ」に合わせて肩甲骨を動かすと、骨盤も動いていい感じで走れた。みなさんもお試しあれ。5キロはロスタイムを含めて26分01秒と快調。着ぐるみは10℃を超えると暑いのだが、今日は寒くてちょうどよかった。「あったかそうですね」とほかのランナーから声もかかる。10キロまでは26分20秒と依然快調。これなら1時間51分の着ぐるみベストを狙えるかもしれない。初着ぐるみだった6年前の神奈川マラソンでそのタイムで走ってから、一度も55分すら切っていなかったのだが、今日はチャンスだ。折り返しまでチェックしていたのだが、かぶりものはいても着ぐるみはなし。なんと着ぐるみトップで復路に入る。第三ウェーブの忍者のブラニーとすれ違い、15キロまでは26分32秒で持ちこたえる。気温が低いとはいえ着ぐるみは発汗するから、だいぶきつくなってきた。次も26分台でカバーするべく、また「そーそーそーそー」「くいっくいっくいっくいっ」を響かせながら走る。17キロ地点で「くまモンがんばれ」という声援が飛んで思わず力が抜けピッチが落ちてしまったのだが、18キロ地点で「ねこちゃん、がんばって」という正しい声援をいただいたら現金なもので急に元気が戻った。だんだん足も上がらなくなってきたが、懸命に腕を前へ前へと振って粘る。20キロまでは27分22秒。これはちょっと厳しいし、脱水気味でふらふらするからあとはコケないように走ってゴール。下流コースにいなければ着ぐるみトップのままだった。うしろにもほとんどいなかったけれど。ハーフでこんなに疲れたのは久しぶり。ここ数年、着ぐるみでは2時間を切れても判で捺したように1時間57分前後だったのだが、久々の快走だった。ゆうべはバイブルと化している『2軸トライアスロン』のDVDを見直したのだが、付け焼き刃の2軸走法で轟沈して2時間21分もかかった一昨年のタートルマラソンより約30分もタイムが詰まった。もう一つ大きな収穫はシューズ。CSブースト2ワイドは間違いなくエースシューズになる。左足をスクエアに踏み出すように心がけたら、ほとんど痛みも出なかった。サブ4復帰に向けてたしかな手応えをつかんだレースだった。
    荷物を取りにへろへろ歩いていると、「失礼ですが、倉阪さんですか」と若いランナーから声をかけられる。ジョグノートのリンクさんかと思いきやさにあらず、私のファンでブログを見てくださっているらしい。少し話をして握手。疲労困憊であまりお話ができず申し訳なかった。この大会は水庭RCの指定レースなのだが、3キロ組が体調不良で今年の打ち上げはなし。ブラニーのゴールを待って、お年玉の交換。ブラニーは1時間53分だったから久々に勝った。
    その後は上野の森美術館のデトロイト美術館展を観る。すみだ北斎美術館も考えたのだが、駅から歩くためこちらに。いきなり大変な人混みで閉口したが、大嫌いなルノワールを筆頭に観たくもない絵も多いので(モディリアーニとか)、スポット参戦で鑑賞することに。最も感銘を受けたのは、オディロン・ルドン「心に浮かぶ蝶」。これだけで来た甲斐があった。エミール・ノルデ「ヒマワリ」の黒とシャイム・スーティン「赤いグラジオラス」の赤も印象深かった。この三枚がベスト3。展覧会の副題は「大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち モネ ルノワール ゴッホ セザンヌ マティス ピカソ」だが、メジャーどころはまったく入らず。実はピカソは良さがよくわからない。心の闇が足りないような気がして仕方がないのだ。総じて、点数も少なめでいま一つだったかな。
    その後は久々に八重洲ブックセンターへ。地下の鉄道関係書が充実していると知って足を運んだ次第。ひとわたりチェックし、今日のところは二冊だけ購入。当面は資料代がかかりそう。そのあと時代小説の文庫コーナーへ行ったのだが、棚に拙著がなんと48冊も並んでいた。いつのまにこんなに書いたのだろう。相撲を録画して出たのだが、終わるまでに帰宅。

    20:07 | - | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

    コメント

    ハイテクハーフマラソンでゴールして間もなく話しかけた者です。お疲れのところ突然失礼致しました。
    まさか倉阪先生にお会い出来るとは思ってもみなかったので、興奮していきなり話しかけた次第です。
    先生の著作ではホラー作品を好んで(『死の影』『ブラッド』が特に好きです)読んでおりましたが、ブログでランニングをされ、マラソン大会にも出場されているのを知り、同じくランニングをしておりましたので、作家として尊敬する一方、ランナーとして親近感を覚えました。
    もしかしたら大会で先生に遭遇する機会があるかも、なんて淡い期待を抱いたりもしましたが、数多のランナーがいる中では、まずそんなことはあり得ないなと。同じ大会に出場した経験(先生が出場された2009年の荒川マラソンを走りました)から気付き、諦めていました。そういう過去があってのハイテクマラソンでした。喜びもひとしおだったのをご理解頂ければと思います。
    新年早々に縁起が良く、今年一年幸先の良いスタートが切ることが出来ました。ありがとうございました。

    冬将軍が居座って寒い日が続きますが、呉々も体にはお気を付けて。
    またいつか大会でお会い出来るのを楽しみにしています。



    長文、乱文失礼致しました。
    2017/01/18 11:19 AM by イノウエ
    こちらこそありがとうございました。あまりお話しできずに申し訳ありません。普段は下記のジョグノートで日誌をつけています。またどこかでお会いしましょう。
    http://www.jognote.com/users/201555
    2017/01/19 10:43 PM by クラニー

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