Weird World 3

倉阪鬼一郎の怪しい世界

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2012.05.16 Wednesday

いちめんの菜の花忌まれたる家に

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    長篇C、長篇B、長篇D、長篇Aの加筆部分の推敲。
    終了後は娘のお守り、家族で公園をハシゴしてから買い物。公園では体を大きく使ってスキップ走。怪しい人だったかもしれない。
    本因坊戦第1局は井山挑戦者が中押し勝ち。ここは奪取を期待。
    夕食のメインは梅おかかチャーハン。仮眠後の夜は長篇C。入浴後は付箋貼りの作業がようやく完了。

    2012.05.15 Tuesday

    春爛けて鉄塔怪の物めいて立つ

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      こむぎちゃんに起こされて5時半に起床。長篇C、長篇B、長篇Dを進める。昼に仮眠をとったら、地獄のような大会に参加したり、絶壁のような坂を走ったりする夢を見た。少々疲れているかもしれない。
      今日は完全レストで、歩いて薬局まで往復。
      迂闊なことにケーブルテレビの囲碁将棋チャンネルが映ることに初めて気づく。ちょうど竜星戦をやっていた。いやしかし、そんなものを観ている暇はないし、そもそもうちの実質的なチャンネル権は娘が握っているのだった。
      夕食はニラたまとほうれん草の黒ごま和えをつくる。仮眠後の夜は長篇C。入浴後は付箋貼り。伏線が多すぎてなかなか完了に至らず。

      2012.05.14 Monday

      海老名運動公園往復走

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        長篇C、長篇B、長篇Dを進める。
        午後は待望の30kmロング走に出る。目的地は海老名運動公園。陸上競技場は下見だけだったが、ジョギングコースを発見して一周する。トラックと組み合わせることもできるし、また練習の幅が広がった。
        夕食のメインは新メニューのスパゲティ・カプレーゼ。ソフリット入りトマトソースにバジルとモッツァレラチーズを入れるパスタで、優しい味に仕上がったが、唐辛子とベーコンが入るほうが好みかも。夜は長篇C。

        2012.05.13 Sunday

        春の夜の一丁倫敦果てにけり

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          猫とは関係なく目が覚めたので、朝の六時から仕事。長篇Bが250枚をクリア。あと百枚。長篇Aの改稿がひとまず終了。長篇Cは謎解きに入ったが、ここからが長い。
          午後はNHK囲碁トーナメントを観る。黒の李七段が圧勝ムードだったのだが、結果は白の三谷七段の中押し勝ち。相手は勝負勝負と来るから、優勢な碁を勝ちきるのはむずかしい。一昨日の碁もそうだった。
          終了後は家族で公園と買い物。母の日につきケーキも買う。いったん帰宅してから最寄りの激坂で坂練。
          夕食は久々に野菜とウインナーのホットドック風チーズ焼きをつくる。仮眠後の夜は長篇C。入浴後は長篇Cを読み返しながら伏線に付箋を貼っていく作業。

          2012.05.12 Saturday

          聖五月鏡の中の鬼の面

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            猫に早く起こされて仕事。長篇B、長篇Dを進める。昼に少し仮眠をとったあと、長篇Aの加筆。やっと山を越える。
            終了後は家族でイオンへ。用事を済ませてからフードコートで夕食。
            仮眠後の夜は長篇C。ステップランニングを30分。

            2012.05.11 Friday

            推協囲碁同好会とユベール・ロベール展

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              仕事を午前中で切り上げて東京へ。市ヶ谷の日本棋院で推理作家協会の囲碁同好会に参加。一局目は竹本健治七段に三子。難しい戦いだったが大石の攻め合いに勝って中押し勝ち。竹本さんに中押しで勝つのは久々。苑田勇一九段の格言を思い浮かべながら打った会心譜だった。二局目も竹本さんと三子局。序盤にしくじったが中盤の捨て石作戦が功を奏し、右辺に望外の地模様ができてはっきり優勢。あとは小さく活かせばと思っていたのだが、白が二つ目に入ってきたときに隅を守ったのが方向違い、結局攻めそこなって大威張りで活かしてしまう。どうも盤の手前側を地にしたがる悪い癖があるようだ。反省。それでも細かかったのだが、大きなところを一つ打ち損じ、作って6目負け。悔いが残る敗戦だった。
              帰ろうとしたとき、思いがけず花家圭太郎さんの訃報を聞く。この会で二度ほど対局させていただきました。勝ったときの嬉しそうな温顔が思わず甦ってきた。慎んでご冥福をお祈りします。
              まださほどのお歳でもなかったのにと何とも言えない気分だったが、着替えをリュックに入れてきたので予定どおり上野まで走る。靖国通りから中央通りというルートで、人の多い神保町と秋葉原はゆっくり。国立西洋美術館で着替え、「ユベール・ロベール 時間の庭」展を観る。もう少し負の要素が多いとなお良かったのだが、崇高[サブライム]な廃墟の絵は好みだった。しかし、最も印象に残ったのは獄中で描いた皿絵。この暗さは申し分ない。資料になりそうだし、奥さんの好みだろうから今回は図録を購入。常設展とピラネージの「牢獄」展も観る。後者は町田のピラネージ展でも観ているのでわりと流す。アートスポーツで新しいドリンクボトルを買って帰宅。

              2012.05.10 Thursday

              菜の花の一つは汝[なれ]の灯りかな

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                長篇C、長篇B、長篇D、長篇Aの改稿を進める。
                海老名方面へロング走に出る予定だったのだが、雷雨で断念。いったん止んだところで坂練に出たものの、また降られて帰宅。やむなくステップランニング。
                昨日の名人戦第3局は森内名人が先手番をキープしてリード。近況大不振だったが、名人戦は別人のように変わる。
                夕食はもやし玉子、ピーマンとさつま揚げの炒め物などをつくる。夜は長篇C。

                2012.05.09 Wednesday

                カルボナーラ成功

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                  今日もこむぎちゃんが5時半に起こしてくれたので、仕事のことを考えながら30分なでて6時に起床。7時前から仕事。完全に朝型になってしまった。睡眠時間は5時間+夜の仮眠が1時間。まあこれでもいいだろう。仕事の内容は昨日と同じ。
                  H.R.ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』(創元推理文庫6月21日発売予定)の再校ゲラを戻す。四百数十ページの堂々たる一冊になりそうです。
                  その後はステップランニング。
                  夕食のメインは捲土重来のカルボナーラ。前回の失敗点を修正して手早く合わせたら初めて成功! 洋麺屋五右衛門のカルボナーラが理想なのだが、やっと同じ道に入ってくれた。長い道のりだった。




                  2012.05.08 Tuesday

                  こむぎちゃん新首輪

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                    帰ってきたこむぎちゃんに5時半に起こされ、しばらくなでてから6時に起床。昨日より毛づやが戻り、「やっぱりおうちはいいにゃ」という様子なのでひと安心。
                    仕事は長篇C、長篇B、長篇D、長篇Aの改稿を進める。
                    終了後はテラスモール湘南まで走る。ペットショップでこむぎちゃんの新しい首輪を探したのだが、名札付きの適当なものが見つからず、さらに湘南モールフィルまで走る。ここのペットショップで新首輪を購入。ちょっと地味だが、旧首輪は家のどこかにあるので、いずれ出てきたら替えることも。昨日の郵便配達の方が「よく似た柄の猫を見かけた」とわざわざ来てくださったので丁重にお礼を述べる。
                    夕食は焼き肉のタレの炒め物と菜の花の黒ごま和えをつくる。夜は長篇C、入浴後はウェイクフィールドの再校ゲラを仕上げる。

                    2012.05.07 Monday

                    こむぎちゃん帰還!

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                      四時半に目が覚めたので家の周りを捜索。六時から鈴とエサを持って近所を捜索ラン。車の下などを猫目線で探索したがまったく見つからない。仕事は手につかないが、何もしていないと心配で仕方がないから、奥さんが関係個所に連絡したりチラシを作成しているあいだは無理にでも絞り出して書く。
                      午後は仕事を打ち切ってまた捜索ラン。空しく帰宅してみると、奥さんが隣家の通路に潜んでいるところを発見したと言う。だが、警戒しているのか近寄ってくれず、また見失ってしまう。ただし、近くにいることがわかったのは大きな前進。このあと、りるちゃんが室内からなき、こむぎちゃんも答える。これが一つの布石になったと思われる。
                      娘が幼稚園から帰宅後、チラシをコンビニで50枚コピーし、近所のお宅にポスティングしていく。後回しになったお宅にチラシを入れにいった奥さんから「パパ、早く!」と声が響く。あわてて戻ると、こむぎちゃんが縁側に上り、サッシ窓を見ているではないか。りるちゃんも脱走するかもしれないから閉めてあり、中に入れないらしい。戻って開けて入れようとしたのだが、やはり距離を置いて入ってこない。このあと、案の定脱走したりるちゃん(こちらは臆病な洋猫だからすぐ固まって易々と捕まるのだが)と鼻を付き合わせてあいさつしていたから、もう時間の問題だと考える。今日のりるちゃんの働きは殊勲賞並みだった。昨日は焦って挟み撃ちにしようとして逃げられ、むやみに長引かせてしまった。同じ失敗をしないように、無理な捕獲はあきらめ、サッシ窓を開けて自分から戻ってくるのを根気よく待つことにする。
                      そして、脱走から25時間後、こむぎちゃんは戻ってきてくれた。入ってほどなくトイレに向かった。粗相は一度もない賢い猫だから、どうやらうんちがしたくなって戻ってきたらしい。その後、なでていたら涙が止まらなくなった。捜索にあたっては、組長さんや近所の人や郵便配達の方などから温かいご配慮をいただいた。ありがとうございました。今後は脱走に気をつけ、万が一の場合も無理な捕獲を試みないようにしたいと思います。
                      夜は心安んじてウェイクフィールドの再校を進める。今日背負って回った書斎のリュックの上で、こむぎちゃんは寝息を立てている。

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